2010年3月15日 のアーカイブ
2010年3月15日 月曜日
チェーンが伸びるとは
春先はメンテナンスでバイクをお預かりすることが多いです。
シーズンに向けて、しっかりメンテナンスして備えないとね~。
オーバーホール時にはチェーンの交換をオススメしています。皆さんのペダリングパワーをしっかり伝えて、確実にギアを変速させるために、チェーンの鮮度は大切です。
すり減ったチェーンは「伸びた」状態になっています。伸びたチェーンは力のロスが生まれるし、ギアチェンジの感覚も機敏でなくなってきます。バイクのパフォーマンスを維持するために、定期的にチェーンを交換してあげましょう!
さて、よく言われるこの「チェーンが伸びた」状態とは、一体どういう状態なのか?
↓チェーンのピンとピンの間隔(ピッチ)は、実はあらゆる自転車用チェーンで共通の「12.7mm」になっています。かなりすり減ったチェーンでも…この間隔は1コマ「12.7mm」のままです。
↓それでは長さを比べてみましょう。右側が新品のチェーン、左側が5000kmほど使い込んだチェーンです。
↓おっ、長さがずれてきましたねぇ。ひとつひとつのコマの長さは同じでも、コマとコマの間のすき間が大きいのですね。チェーンのコマとコマの間の可動部分が磨り減ってすき間が大きくなった状態が「伸びた」状態です。
↓こ~んなに長さが違いました!「伸びた」チェーンで自転車を走らせると、すき間が縮んで・伸びて・縮んで・伸びて、の繰り返しが起きます。それだけたくさん力を加えないと、同じ距離を走れないのですよ!
↓チェーンの長さを測る工具もあります。これ、以前にもご紹介しましたね!便利ですよ。![]()
↓ちなみに、すり減ったチェーンは横方向にもゆるゆるになっています。チェーンを横に反らせて見ると、古いチェーンの方がしなやかなんです。
これは個人的な感覚なのですが、ド新品のチェーンよりもほんの少し使った(使いすぎはもちろんダメですよ!)後の新品チェーンの方が、変速の感覚やコギの感覚が軽い感じがするんです。チェーンもなじみが出てくるものだと思います。レース直前にチェーンを替えるのは、こういった感覚のズレも生じる可能性(加えて、ギアとチェーンとの相性がずれる可能性)があります。
大事な大会の前には、少しゆとりを持ってメンテナンスしてあげましょう!











